sensetime

EXPLORING AIセンスタイムが語るAIとディープラーニング

これからのセンスタイム

ディープラーニングの未来を見据えた上で、センスタイム社が日本の企業として、どのような形で展開していくのか、その展望が見えてきました。

今の生活も便利ですし、そんなに課題がないように思えたりもするんですが、でも多分、まだまだいっぱい、あたりまえの不便みたいなものがあるのかなあと。例えばファッションで言えば、今日何を着ていけばいいか迷うとか、買う時に探しづらいみたいな、「そんなもんだよね」と諦めているところは、まだまだあると思っていまして、そこをまず何とかしていきたいですね。

大きく言うと、日本のさらなる産業発展に繋げていくのが我々の一つの役割かなあと思っています。日本には沢山優良企業があって、優良なお客さんを持っている企業とか、沢山、いいデータを持ってる企業とか、そういう他の国にないものを持っているところが結構あります。
しかし、現在、世界的に見ると、日本企業の競争力は低下しつつある。その中で、世界の最先端のディープラーニングの技術は、これまで発展してきた日本の産業のレベルアップに貢献できると思っています。これが一つ。
二つ目として、世界の最先端にあるディープラーニングの技術を日本で更に発展させていきたいと思っています。僕から見て、実は日本人の技術者は、ディープラーニングをもっといいものにしていく素質が高いのです。日本の技術者の、非常に、粘り強く、細かく仕事を分析する能力とか、匠精神とか、そういう部分を伸ばせば、世界のどこにも負けない技術を我々は作れると考えています。
ディープラーニングの場合は、かなり沢山の経験を積んだり、勘を養うことが重要なので、地道な努力が効きます。そこは日本人がとても得意なのです。
三つ目、僕らがこれから注力したいのは、日本が世界で良しとしてきた事業分野へのディープラーニングの活用です。
例えば、地図の分野。日本の地図は、非常に細かい作業をやっていて、その品質に関して、世界のどこの地図よりも正確に作られています。そういう良質なデータがあって、データを豊富に持っているところと組むことによって、我々のディープラーニングの技術がさらに生きて行くと考えています。