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CVPR2022においてセンスタイムの論文が71本採択、RxR-Habitat challenge track優勝

2022年61923日に米国ルイジアナ州ニューオーリンズで開催されたコンピュータビジョンとAIに関する世界トップカンファレンスであるComputer Vision and Pattern Recognition(CVPR)2022において、センスタイムの論文が71本、採択されました。
センスタイムが提出した論文の4分の1近くが口頭発表され、3Dビジョンや自律走行など、AI研究と産業の双方における多くのフロンティア領域をカバーしました。

採択された膨大な数の論文に加え、センスタイムはEmbodied AI 2022を含むいくつかのチャレンジ部門に参加し、中国科学院自動化研究所と上海人工知能研究所との共同チームとしてRxR-Habitat challenge trackで優勝いたしました。このコンテストでは、室内ロボットの自然言語制御によるナビゲーション結果を90%以上向上させています。さらに、今年の「Learned Image Compression」では、センスタイムのチームがImage Compression Trackのタイトルを獲得しました。

センスタイムの研究チームは、AIインフラストラクチャであるSenseCoreを活用し、実世界の課題に対応するため、様々なシナリオに適用できる革新的なアイデアを提案しています。
SenseCoreとは:https://www.sensetime.jp/core-technologies

例えば、論文「Bailando: 3D dance generation via actor-critical GPT with musical memory」では、3Dキャラクターが音楽に合わせてフリースタイルのダンスの動きをする新しい音楽とダンスのフレームワーク「Bailando」を提案し、デジタルヒューマン業界に、より知的でパーソナルなキャラクターを作り出しています。

そして、論文PTTR: Relative 3D Point Cloud Object tracking with transformerでは、センスタイムの研究チームが3D点群単一オブジェクト追跡のための新しいフレームワークを提案し、複数のデータセットにおけるターゲット追跡の精度を大幅に向上させ、自律運転の安全運転のための基礎を打ち立てました。

PTTR: A novel framework for 3D point cloud single object tracking

また、センスタイムは、北京大学のLiu Xianglong教授と共同で、信頼性の高いAIモデルの普及を目指す「Robust Models towards Open-world Classification」を立ち上げました。このチャレンジには286チーム、416人の参加者が集まりました。619日に開催されたCVPR2022 Art of Robustness Workshopでは受賞者が発表されました。

センスタイムは、2017年以降、グローバルな研究協力の推進と研究人材の育成を目的に、世界のトップ大学のメンバーを含むGlobal AI Academic AllianceGAIAA)を設立するなど、AI業界との共同努力により幅広いエコシステムを構築しています。

さらに、学術・産業界のエコシステムを強化するために、自社技術のオープンソース化に尽力しております。AIアルゴリズムのオープンソースプラットフォームであるOpenMMLabのアップグレードに続き、上海人工知能研究所やその他の機関と共同で新世代の汎用ビジョン技術システムであるOpenDILabをオープンソース化した「INTERN」をリリースいたしました。
今日現在、OpenMMLabは数千のモデルをオープンソース化することに成功しており、GitHub上では5万以上のスターを獲得しています。

OpenMMLab:https://openmmlab.com/
OpenMMLab GitHub: https://github.com/open-mmlab

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