SenseTime Group Ltd. (本社: 香港、CEO: Xu Li)とその日本法人である株式会社センスタイムジャパン(以下SenseTime)は、レベル4に相当する市街地での自動運転技術の確立や、先進運転支援システム(ADAS)技術への本格市場参入のため、日本を代表する自動車企業である株式会社本田技術研究所(以下Honda)と、5年間に亘る長期共同開発契約を締結しました。
Hondaは四輪車、二輪車をはじめ、航空機やパワープロダクト、ロボティクスをビジネスとし、モビリティーに関する高いレベルのノウハウと技術を有するグローバルカンパニーです。
SenseTimeは香港・北京・深圳・上海・成都・杭州・京都・東京にオフィスを構え、世界トップレベルのコンピュータビジョンとディープラーニング技術を有し、中国で最も発展が速く、規模の大きいAI企業の一つです。同社は、独自のディープラーニングプラットフォームをベースに、金融、セキュリティ、スマートフォンなどの分野において、顔認識・動画分析・文字認識などの最先端技術とサービスを提供してきました。
SenseTimeはこのコラボレーションを実現するために、東京を拠点として、開発人員とクラスタ計算設備を大幅に拡大し、AI自動運転・ADAS事業におけるパイオニアを目指します。
【共同研究開発の領域】
●自動運転システムへ適用するAIアルゴリズム
- シーン理解:走行環境と歩行者や車両の振る舞い・意図を推定
- リスク予測:走行環境と意図推定結果に基づく歩行者・車両の将来位置を予測
- 行動計画 : リスク予測に基づき、停止・発進・回避などの自車の行動判断と走行軌道を生成
●AIアルゴリズムを学習するための大規模計算技術
●AIプログラムを車載コントローラへ実装する技術
※ 本プレスリリースに記載されている会社名および製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社センスタイムジャパン マーケティング部 TEL(075)741-6291
E-mail mkt@sensetime.jp