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センスタイムジャパン、常総市に所有の自社専用テストコース 「AI・自動運転パーク」に社屋を建築、落成

株式会社センスタイムジャパン(本社:京都府京都市中京区、代表取締役社長:勞 世竑、以下センスタイム)は、車載向け技術開発の拠点として茨城県常総市に所有している自社専用テストコース「AI・自動運転パーク」内に、新たに社屋を建築、この度落成いたしましたことを発表いたします。

センスタイムは、主軸事業である車載向けAIソフトウェアの開発拠点として、20171月に常総市より常総市営自動車学校跡地を購入いたしました。自社専用のテストコースとして自動運転や先進運転支援システム(ADAS)などの研究開発、テスト用実環境として利用しております。これまでは存置された建物をリユースしておりましたが、執務をよりスムーズに、そしてパートナー企業との柔軟な連携が取れるエリアの確保を目的として、敷地内に社屋を新規建築することになりました。

また、センスタイムは今後2年間を目標に200人以上を新規採用し、現在の3倍以上の人員規模に拡大させ、研究開発機能を強化させる予定です。事業の拡大、人員の増加にもフレキシブルに対応可能なオフィスとして設計しております。

社屋の特徴としては、執務を行うワークスペースは目的によってオープンにもクローズドにもできる設計にしており、機密性やセキュリティの高さを担保した上で、コラボレーションが生まれやすい作りにしました。気軽なミーティングやリフレッシュができる多目的な空間、セミナーや勉強会も実施できる大きな会議スペースも完備しています。

ガレージエリアも広く取り、テストカーや関連資材を風雨から保護し、雨天でも安心して実験ができる環境にしています。

センスタイムは2017年、Hondaの研究開発子会社である株式会社本田技術研究所と自動運転技術を共同研究開発契約を締結しました。センスタイムがもつ「移動体認識技術」と、Hondaが有する「シーン理解」「リスク予測」「行動計画」といったAIアルゴリズムを融合することで、複雑な交通状況の市街地でも走行を可能にする、より高度な自動運転技術を開発を目指しております。
プレスリリース:https://www.sensetime.jp/information_detail/20171207120018

また2020年、中日本高速道路株式会社のCCTVカメラを用いた交通映像解析技術提案公募において技術が試行導入されております。

これらの事例を皮切りに、より多くの日本企業と連携し、幅広い分野で人工知能による生活の向上につながるソフトウェアの開発に邁進してまいります。

代表取締役社長 勞世竑(ろう せいこう)コメント

「新しいオフィススペースを社員やパートナーのために建設できたこと、また自動運転、ITSなど車載向けプロジェクトのための優れた環境を提供できるようになったことは、センスタイムジャパンの発展のための新たな、そして大きな一歩です。 周辺住民の皆様、パートナー企業の皆様の深い理解とご協力に感謝いたします。
今後も関係各位との連携をより強化し、雇用の創出や社会変革につながる技術革新を先駆けて実行することで、安全で便利なクルマ社会の実現や、過疎や高齢化による移動手段の問題などの社会課題の解決に貢献してまいりたいと思います。」

 

※各社の会社名、製品名、サービス名は各社の商標または登録商標です。

■センスタイムジャパンについて https://www.sensetime.jp/
SenseTime Groupはディープラーニングとコンピュータビジョンの世界的なリーディングカンパニーです。香港中文大学のマルチメディアラボを母体として2014年に設立いたしました。センスタイムジャパンは同社の日本法人として2016年に設立。自動車・製造業・インフラ等、日本が強みを持つ分野に向け、自動運転、人行動理解、顔認識、車両識別の技術を提供すると同時に、環境や状況の変化に柔軟に適応できるロボットに関する研究開発などを行っています。

本件に関するお問い合わせ
株式会社センスタイムジャパン 広報担当
TEL:03-6804-1304
pr@sensetime.jp

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